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フリーランス映像クリエイターの機材一覧 2022/10

3月末に退職をして、4月からフリーランスになりもう半年が過ぎた。

社会人時代に機材は揃えたつもりではいたが、やはりフリーランスになり色々な現場を経験していくと機材が不足していることに気づいた。

フリーランスになりたてのときは同じ現場になった方の機材の写真を撮らせてもらったり、たぶんそんなことも知らないのかよ…。ってことも恥を忍んで聞きまくり、必要な機材や撮影テクニックを教えてもらいつつスキルアップと機材を揃えてきた。

半年が経ち、まだ現場によってはレンタルすることもあるが、おおよそこれで必要最低限のものは揃えられたかなと思うので、2022年9月末時点で所有している機材を紹介していこう。最後には今後購入したいものも紹介する。

カメラ

まず始めにカメラについて紹介する。

メインで使っているのはSONY α7SIII

画素数は約1,210万画素と高くはない。しかし、4Kでの全画素読み出し、画素数が低いからこその高感度に強い点、さらに4K 120fpsでの撮影が可能というところが気に入っている。映像のみならずスチル撮影においても高感度に強い点は唯一無二の性能だ。

さらにバリアングル液晶モニターにタッチ操作でのAF追従もできるし、メモリーカードスロットが2つあり、プロキシを同時記録することもできる。初心者~上級者まで使えるカメラになっていると思うから最初の1台に選んでも全然問題ないしずっと使い続けることができるのも魅力。

 

 

アクションカメラはGoPro8

ほとんど現場では使用していないが、プライベートでバイクでツーリングしに行ったりするときに使っている。GoPro8から手ブレ補正が驚くほど利くようになった。

 

 

ドローン空撮にはDJI Mavic3 Cine

主に外ロケやクライアントからの要望で使用。Cineは本体に1TBのSSDが内蔵、プロポに高輝度ディスプレイ搭載されていて、スマホ接続が不要。4K120fpsで撮影すると容量が膨大になることと、日差しが強いとスマホ画面だと何も見えなくなるのでCineを選んだ。リモートID対応しているのも嬉しい。

 

 

レンズ

次に所有しているレンズを紹介する。

メインで使用しているのはSONY FE 24-70mm F2.8GM II

今年新発売されたGMレンズ。先代からは軽量化、AF性能強化、絞りリング搭載、ズームリングの回転の重さを2段階調整機構搭載が大きく変化した点だ。特に軽量化においては、重心位置が本体側になり、ジンバルに搭載しやすくなったし、肉体的にも楽になった。先代からの進化点は語りたいところが多いので別記事でも紹介する予定だ。

じっくり画作りしながらの撮影、というよりはその場でフレキシブルに撮影していく。というスタイルが多いため単焦点レンズよりもズームレンズを使用することが多い。

 

 

IIが発売されたことで出番が減ったSONY FE 24-70mm F2.8 GM

IIが発売されるまではこいつをメインに使用していた。売却も考えたが、マルチカムでの撮影のときに主に使用するようになった。IIと比べやはり重いということと、AF性能が弱いのが気になる点だがGMレンズなだけあり、隅の方までの解像感はズームレンズとは思えないほど。

 

 

24mmよりも広角撮影が必要になったときに使用しているのはSONY FE 20mm F1.8 G

主に室内で24mmよりも画角を広く取りたいときに使用。ほぼ開放で使用することはないためF1.8の恩恵はあまり受けていないが軽いし機動性も抜群なのでここぞというときには重宝している。

 

 

バイク旅中のスチル撮影用に購入したSONY FE 70-200mm F4 G OSS

バイク旅中だと風景写真を撮ることが多いため購入。まだ動画撮影の現場では使用したことはないが、今後企業セミナー等の現場でカメラを置く場所が決まっていて、2470だと登壇者に寄りきれないときに使おうと思っている。

 

 

すべてSONY製で統一しているのはやはりAFの速さとフォーカスブリージングの少なさが魅力だから。購入したことはないが一度他社製レンズを使用したときに動いているものに対してのAF追従の甘さとフォーカスブリージングが大きいように感じたためである。

撮影補助機材

続いては撮影時に使うジンバルやマイクといった機材を紹介する。

インタビューの撮影には欠かせないのがピンマイクのSONY URX-P41DとUTX-B40

インタビュイーとインタビュアー同時に収録することが多いので2波受信ができるURX-P41Dと送信機UTX-B40を2つ購入。現場で素早く最適な周波数をスキャンして自動でチャンネル設定してくれる『NFC SYNC』機能がとても便利で重宝している。それぞれ単三電池2本で動くというのも電池交換すれば良いだけなので気に入っている点だ。

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ガンマイクはSONY ECM-B1M

ピンマイク装着できない現場や多数の話者がいる場合に使用している。α7SIIIのマルチインターフェースシューに対応しており、バッテリー・ケーブルレスで使えるのが気に入っている点。重さも軽量でこれを付けたままジンバルに搭載できるのもGOOD。

 

 

ジンバルはDJI RSC2

RS2と迷ったが値段と2470GMレンズでも問題なく使えたことからRSC2を購入。あとはRS2は赤いラインが入っていて見た目がスタイリッシュではないというのもある。RS2と違いバッテリーが内蔵されているためバッテリーが切れると充電する必要があるのは少し不便な点だ。

2470GMのレンズでもキャリブレーションを焦点距離の真ん中で行うことで広角・望遠端にしてもパワフルなモーターにより問題なく使用することができるし、ガンマイク・ピンマイク受信機をシューにセットしながらでも使えるのでとても満足している。

 

 

三脚はManfrotto MKBFRA4R-BH

アルミ製の軽量でとてもコンパクトになる三脚。動画撮影用ではないがバイク旅用で買ったものを今でも使い続けている。ボール雲台なため細かい動きはできず、本当に画角固定用でしか使えない三脚。これに関しては満足しているわけではなく、足も伸ばすと細いため心許ないため今後動画撮影用の三脚を購入する予定だ。

 

 

メイン照明はNeewerのLEDライト

これに同じNeewerの円形ディフューザーを用いて使っている。明るさには満足しているが、色温度調整が白色とオレンジの2色のLEDの輝度調整で行うため、明るさも変わってしまうのが難点。ただし値段もリーズナブルなのでオススメはできる。

 

補助照明はAputure AL-MC

小型のLEDライトで色温度、輝度調整ができてとっても便利。これはコンパクトだし1つは持っておいて損はない。観葉植物の下に置いて間接照明っぽくしたりと面白い使い方もできる。スマホとBluetooth接続してカラーを変更するなど遠隔操作をすることもできる。

 

今後欲しいもの

まず挙げられるのがメインカメラのバックアップとしてα7SIIIをもう1台かFX3の購入を考えている。今のところマルチカメラのときはα7SIIIをレンタルして対応しており、レンタル費用が発生している。クライアントによってはレンタル費用を持ってくれるところもあるが、そうではないこともあるため購入してしまいたい。が、金額が金額なだけに二の足を踏んでいる状態だ。

 

上でも書いたがあとは三脚の購入を考えている。三脚もマルチカメラの場合はレンタルをしているので購入してしまいたい。メインカメラのみの撮影で所有している三脚では対応できない現場が出てきたら購入してしまおうと思っている。

まとめ

というわけでフリーランスのビデオグラファーになってから半年が経とうとしているこの時期に一度自分の機材を紹介してみた。これからビデオグラファー・映像クリエイターになりたいという人は参考にして欲しい。

質問などがあったらどしどしコメントやSNSから聞いてみてほしい。まだまだ勉強が足りない部分があるから質問してもらえることでお互い新たな知識やスキルを身につけられればと思う。

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